阪神 大山が待望の今季1号 開幕から75打席目で自己ワースト記録に終止符 150キロ直球をスタンドへ「ここまで助けてもらってきたので」

 5回、中越えにソロを放つ大山(捕手・宇佐見)=撮影・山口登

 「阪神-中日」(19日、甲子園球場)

 阪神の大山悠輔内野手が五回に待望の今季1号ソロを放った。

 4-0の五回1死無走者で迎えた第3打席だった。この回からマウンドに上がった福谷に対してカウント3-1の5球目、真ん中に入った150キロの直球を捉えた。飛距離132メートルの一発はバックスクリーンに着弾した。

 大山は「ここまでチームのみんなに助けてもらってきたので、ここからもっとチームの力になれるように頑張ります」とコメントした。

 第1打席でもストレートをきれいに引っ張り、三遊間を痛烈に破って先制点の起点となるなど状態が上がってきた証拠。大山は75打席目での今季1号。これまで開幕からの連続打席ノーアーチはプロ入りワースト記録となっていた。

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