IITTF男女ワールドカップ<4月15~21日/マカオ> 19日、女子シングルス準々決勝で早田ひな(23=日本生命/世界ランク6位)が王曼昱(25=中国/同2位)にゲームカウント1-4で敗れた。
2021年の世界卓球覇者・王に対し、早田は混合W杯を含めれば過去0勝2敗で1ゲームを奪うにとどまっている。三度目の正直をめざした。
序盤から王のミドル攻めを受け、早田はドライブをカウンターしきれない場面も多く、8-11で先制を許す。2ゲーム目は中盤まで互角に打ち合うが、エッジボールやネットインも重なり突き放されて7-11で失う。
王曼昱 PHOTO:Itaru Chiba
第3ゲームは早田が投げ上げサーブを交えて先に強打で攻め立て、11-8で取り返す。しかし王の厳しいミドル攻めに早田は満足にラケットを振れず、4ゲーム目を6-11で失う。
早田は第5ゲーム、得意のフォアを決めて6-2とリードするが、3点詰められて6-5でタイムアウト。だが次の一本をエッジボールで奪われ、そのまま王の圧力をはね返せず8-11で落として敗れた。
早田が敗れ、ベスト4に残った日本勢は張本智和(智和企画)と張本美和(木下グループ)の、張本兄妹2人となった。
<男女ワールドカップ 女子シングルス準々決勝>
早田ひな 1-4 王曼昱(中国)
8-11/7-11/11-8/6-11/8-11