「ホームラン出すぎ」トレンド 1日で13発は今季最多 広い甲子園でも森下&大山がアーチ 福岡では両軍4発「球変わったの?」反響の声相次ぐ

 3回、左越えにソロを放つ森下(撮影・山口登)

 プロ野球は19日、各地で6試合が行われ、ホームランが多く飛び出す展開となった。1日で計13発は今季最多で、2桁アーチも初だ。

 甲子園球場で行われた阪神-中日戦では阪神・森下がリーグトップとなる4号ソロを放ち、大山が開幕から75打席目にして待望の初アーチが飛び出した。神宮球場でのヤクルト-DeNA戦ではオスナと村上がともに2試合連続アーチを放って勝利した。

 パ・リーグは3試合ともアーチが乱れ飛ぶ展開に。ペイペイドームで行われたソフトバンク-オリックス戦では両軍4発が飛び出した。ソフトバンクは山川に近藤、オリックスは頓宮とセデーニョが一発を放った。

 ベルーナドームでの西武-楽天戦は岸と岡島が一発を放ち、1点差の接戦を西武がものにした。エスコンフィールドでの日本ハム-ロッテ戦は日本ハム・レイエスに一発が飛び出したが、負けじとロッテもポランコ、そして山口に今季初アーチ。最後は押し出し四球で日本ハムがサヨナラ勝ちを果たした。

 今季は開幕からアーチが飛び出すことはなく、4月3日に6試合が行われた際の8本塁打が最多。18日までセ・リーグは阪神の10本がチーム最多。パ・リーグはソフトバンクと西武がそれぞれ9本ずつでトップと、2桁アーチに届いていたチームがなかった。

 それだけにXでは「さすがにホームラン出過ぎ」「球に球変わったの?」「ホームラン出過ぎなのに波に乗れてない」「ホームラン出過ぎ楽しい」といった反響の声が相次いでいた。

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