【ソフトバンク】山川穂高〝驚速〟の4号3ラン メジャー一流クラスの打球速度182キロ

豪快な当たりを見せたソフトバンク・山川穂高

ソフトバンクの山川穂高内野手(32)が19日のオリックス戦(ペイペイ)で〝驚速弾〟を放った。

点の取り合いとなったゲームで4番のバットが火を噴いた。同点の4回に1点を勝ち越し、なおも二死一、三塁のチャンス。相手先発160キロ右腕・山下舜平大の甘い真っすぐを完璧に捉えて左中間席へ叩き込んだ。「しっかり自分の打撃ができた。大きい追加点となるホームランになってよかった」と、自画自賛の4号3ラン。おなじみの「どすこい」パフォーマンスでは、声を張り上げて鷹党とともに喜びを爆発させた。

打った瞬間にスタンドインを確信する当たりは、数字にも表れていた。打球速度はメジャーでもトップクラスとも言える182キロ。NPBを代表するスラッガーであることを証明する〝驚速弾〟だった。両軍先発が4回までに降板する不安定なゲーム展開で、鷹の4番が主導権を奪い返す貴重な一発で存在感を放った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社