楽天3連敗で単独最下位へ転落“天敵”西武・今井に11連敗 終盤の追い上げも一歩及ばず

 7回、空振りの三振に倒れる石原(撮影・持木克友)

 「西武5-4楽天」(19日、ベルーナドーム)

 楽天は終盤の反撃及ばず3連敗で再び単独最下位に転落。西武・今井に対しては21年10月15日から、これで11連敗となった。

 またしても天敵攻略とはならなかった。直近2試合連続無得点の打線は、右腕に対し序盤から積極的にスイングを仕かけるもなかなか捉えられず。5点を追う七回に鈴木大が適時打を放ち、チームとして27イニングぶりの得点をたたき出したが、なおも1死満塁の好機を生かせなかった。

 八回に代わった甲斐野から岡島が3ランを放ち、1点差まで詰め寄ったが、反撃もここまでだった。

 先発の早川は初回、岸に先制のソロを被弾するなど、いきなり3失点。三回にも2点を追加され、序盤で試合を主導権を渡してしまった。中盤以降立ち直ったが、7回5失点で3敗目を喫した。

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