園児が口いっぱいにほおばり美味しさ味わう 保育園で地元産「境港サーモン」給食(鳥取・境港市)

地元の海で養殖されているギンザケに親しんでもらおうと、鳥取県境港市の保育施設で19日、子どもたちにギンザケを使った給食が提供されました。

境港市のあがりみち保育園。約60人の園児が、水産会社の社員の話に耳を傾けています。子どもたちに地元の美保湾で養殖されたギンザケ「境港サーモン」に親しんでもらおうと開かれている食育イベント「銀ざけ集会」です。
東日本大震災で被災し、宮城県女川町から移された水産会社の施設で13年前に養殖がはじまった「境港サーモン」。子どもたちはどのようにして家庭まで届くのか説明を聞きました。
そしてお待ちかね、給食の時間です。メイン料理は、「境港サーモンのねぎみそ焼き」。子どもたちは口いっぱいにほお張りました。

「境港サーモン」の給食は、市内15の保育施設で提供され、材料などとして約75キロの「境港サーモン」が水産会社から無償提供されました。おいしい地元の海の幸を味わった子どもたち、改めてふるさとの良さに気づいたようでした。

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