LE SSERAFIM コーチェラで歌唱力論争が勃発、サクラも反応 20日に再び舞台登場へ

毎年4月に行われている、アメリカ最大級の野外音楽フェスティバル「コーチェラ・フェスティバル」の初日が13日(以下、現地時間)に行われ、K-POP界から男性グループのATEEZ(エイティーズ)とLE SSERAFIMが出演、ステージを熱く盛り上げた。

同イベントには毎年、全日程を通して20万人以上が来場、加えて世界の音楽関係者たちが訪れ、初見アーティストのスター性を評価するといい、アーティストたちにとって、重要な場所となっているようだ。

LE SSERAFIMはそんな〝夢の舞台〟に、デビュー2周年を目前に到達。未発表曲を含め、40分間にわたり10曲のステージを披露した。イベントはYouTubeでライブ配信も行われたのだが、彼女たちの歌唱力をめぐって、SNS上では思わぬ論争が繰り広げられた。

現地にいた観客から「公演に参加した全ての人が、LE SSERAFIMとともに踊っていた」などの高評価が寄せられる一方、一部では「歌の練習をしなよ」「圧倒的な実力不足」と呼吸や音ズレなど、歌唱力に対する厳しい批判が殺到する。

これらの論争が広まりを見せる中、メンバーの宮脇咲良(サクラ)は韓国のファンコミュニティープラットフォームのWeverse(ウィバース)で「誰かにとっては未熟に見えるかもしれないが、完璧な人はいない。私たちがこれまで見せてきたステージの中で、最高のステージだったことに変わりはない」とコメント、大きな注目を集めた。

ある専門家は「突発的な事態が起こりうる大規模な野外ステージでは、安定したパフォーマンスができるような構成と、細かな曲配分をすべきだった。その点が残念だった」と指摘。

LE SSERAFIMは、20日に再びコーチェラの舞台に立つ。〝パフォーマンス最強ガールズグループ〟と呼ばれる5人が、次はどんなステージを見せるのか、世界中から関心が寄せられている。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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