鳥取・米子両空港の国内便利用者 コロナ禍前の水準ほぼ回復 観光需要が追い風に

鳥取・米子両空港の2023昨年度の国内便利用者は、あわせて90万9000人余りで、新型コロナの感染拡大前の水準までほぼ回復していることがわかりました。
鳥取県のまとめによると、県内2つの空港の2023年度の利用者数は、鳥取空港が前年度より31.1%多い、約37万4000人。米子空港が前年度より34.2%多い、約53万5000人で、ともに前年度を上回りコロナ禍前の2019年度の水準までほぼ回復しました。
鳥取県は、コロナ禍でオンラインワークが普及するなど働き方が多様化した影響で、ビジネス利用は減少傾向とみられる一方、2023年5月に新型コロナが5類に移行し、その後の観光需要の回復が追い風になったと分析しています。
県は、米子ー東京便就航60周年に合わせた旅行商品の販売や親子の利用などを対象にした運賃の一部助成などの支援策を通じて利用促進に取り組むことにしています。

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