【RIZIN】榊原信行CEO 雪辱戦に燃える堀口恭司は「早い段階で『イエス』と」

榊原信行CEO

格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(60)が19日、「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場第一体育館)のカードについて説明した。

同大会ではRIZINフライ級王者の堀口恭司(33)が、元ベラトール世界バンタム級王者セルジオ・ペティス(30=米国)と2年半ぶりに再戦することが決定。この他、クレベル・コイケ(34)がフアン・アーチュレッタ(36)と対戦するほか、カルシャガ・ダウトベックvs関鉄矢が決まった。

堀口は2021年12月のベラトールバンタム級王座戦で、当時の王者ペティスにKO負け。雪辱をかけた戦いになる。

オンラインで会見した榊原CEOは、堀口のめぼしい挑戦者がいないことを挙げつつ、「恭司は早い段階で(ペティスとの再戦に)『イエス』と言ってくれた」と説明。「衝撃的なバックブローで失神KOされた強豪を相手に、負けたバンタム級で同条件でやったほうがいいんじゃないかと考えていた中で、改めて階級を上げるけどそれでいこうとなった」。堀口は22年から階級を下げてフライ級に転向したが、この試合はバンタム級で行われる。

榊原CEOは「ペティスが日本に来て、リマッチでRIZINのリングで戦うのはインパクトがあること。アウェーとなる日本で堀口とバンタムで戦うペティス選手にも敬意を表したい」と語った。

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