レスリング・清岡幸大郎(高知南高校出身)パリ五輪代表に決定!アジア予選準決勝に勝利 高知県勢では女子の櫻井つぐみに続き2人目 "大逆転”で夢舞台の切符掴む!

レスリングのパリ五輪代表を争うアジア予選が、19日、キルギスで行われ、男子フリースタイル65kg級に出場している清岡幸大郎選手(高知南高校出身)が準決勝で勝利し、パリ五輪代表に内定しました!

清岡選手は高知市出身で、高知南高校から日本体育大学へ進み、この春から三恵海運に所属しています。
日本体育大学4年時の2023年6月に、パリ五輪の代表選考試合である「全日本選抜選手権」で敗れ、一度は五輪への道が絶たれたかと思われていました。しかしその後、2023年秋の世界選手権で、五輪出場が有力視されていた乙黒拓斗選手が敗者復活戦を棄権したため、代表選手の選考が2023年12月の「全日本選手権」から、再度行われていました。
その「全日本選手権」で、清岡選手は強豪選手を次々と破って優勝し、今回のアジア予選の出場権を獲得していました。

キルギスで行われるアジア予選で「2位以内」に入ればパリ五輪の出場権が与えられますが、清岡選手は、日本時間19日に行われた男子フリースタイル65kg級で順調に勝ち上がり、準決勝に進出。
準決勝では中国の選手と対戦しましたが、清岡選手は第1ピリオド序盤からポイントを奪って試合の主導権を握ると、第2ピリオド開始から1分30秒過ぎには、相手選手の両足を掴んで2回転!これでスコアが11-0となり、テクニカルスペリオリティ(テクニカルフォール)で"完全勝利”。パリ五輪への出場が決まりました!

高知県勢でパリ五輪に出場するのは、同じくレスリング女子57kg級で出場を決めている櫻井つぐみ選手(育英大学助手)に続き、2人目となりました!

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