児童の力作 巨大画出現 橋本小 相模原市緑区

「多くの人に見てほしい」と道路に面した場所に設置された

橋本小学校(佐藤美佳校長)の5年生全員で昨年度に制作した巨大画が4月2日、正門すぐのプール柵に設置された。

この巨大画は「住み良いまちづくりをしよう」をテーマに総合的な学習の授業に取り組んできた児童が、「関わった人や事柄を一目で分かるようにしたい」と企画。区内で活動するアートディレクターの武笠太郎さんの協力を得て制作した。

巨大画は横450cm×縦180cm。絵の中にはたくさんの人と電車、施設などが描かれ、児童の視点で橋本のまちが表現されている。「多くの人に見てもらいたい」という思いで、道路に面した場所に設置。さらに、特定の人を探すゲーム要素を取り入れるなど、工夫を凝らした。巨大画の設置に児童の平井美都さんは「たくさんの方の協力がなければ私たちの活動は完成しませんでした。感謝したいです」、花田晴都さんは「(巨大画制作の)イベント当日は協力してくれた方に直接会えたこと、お礼を言えたことがうれしかった。地域とつながれたと実感できました」と話した。

新年度が始まり、5年生は引き続き「橋本をより良いまちにしていこう」と授業に取り組んでいる。今年度は「challenger/チャレンジャー」をテーマに学習を深めていくという。

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