WリーグVの富士通が優勝報告会 ファンと喜び分け合う、ラゾーナ川崎で

優勝報告会でステージに立つ選手たち=川崎市幸区

 バスケットボール女子Wリーグで優勝した富士通レッドウェーブが19日夕、川崎市幸区のラゾーナ川崎プラザで優勝報告会を開いた。多くのファンらで会場は沸き、選手らと喜びを分け合った。

 今季レギュラーシーズン1位で駆け抜け、プレーオフで勝利をつかみ、16年ぶり2回目のリーグ優勝に輝いた。快進撃の主役たちがステージ上に姿を現すと、会場のファンから歓声が上がった。

 キャプテンの宮沢夕貴選手は、司会からチームの強さを聞かれ、「みんなで守り、攻める。チームが一体になったとき、力を発揮する。ファンの方にもそこを見てもらいたい」と力強く語った。

 優勝した実感が湧かなかったという司令塔の町田瑠唯選手は「(優勝時は)いろんな人の顔が、思いが浮かんできた。今こうして、たくさんの人に祝福してもらい本当に優勝したという気持ちになった」と破顔した。

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