【巨人】阿部監督 0―0ドローで…投手陣を称賛「今日は勝ったね。勝ちました」

神妙な表情で球場を引きあげる巨人・阿部監督(中央左)

巨人・阿部慎之助監督(45)が総力戦の末の引き分けを前向きに捉えた。

19日の広島戦(マツダ)は甲子園からの移動試合とナインに疲労が残る中、先発・戸郷を筆頭に投手陣が延長12回までゼロを並べた。試合後、指揮官は開口一番「今日は勝ったね、勝ちました」と事実上の勝利宣言だ。

ここ4試合で2得点の打線はこの日も4安打無得点と元気がなかった。今季初めて坂本を5番から2番に置いたが、6打数無安打で23打席連続無安打となった。

指揮官は「(坂本は)ちょっと楽なところでと思って(打順を)上げてみたけど、考えたのは僕。それでも点が入らなかったので僕のせいです。すみません」と全責任を負った。

その上で「今が一番悪いから。経験もあるしね、いまよりひどくなることはないと思うので、開き直ってやってくれたらいい」と打線のキーマンである坂本の復活を願っていた。

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