【阪神】大山悠輔 待望の今季1号は森下翔太とのアベック弾「少しはよかったなと思います」

阪神・森下翔太(右)と大山悠輔

阪神は19日の中日戦(甲子園)に、7―0で快勝。森下翔太外野手(23)&大山悠輔内野手(29)が、〝アベック弾〟を放ち、試合を決定づけた。

まずは2点リードで迎えた3回一死で森下が、中日先発・メヒアのスライダーを捉え、今季4号ソロを放つと、4点リードで迎えた5回一死から、大山が中日2番手・福谷の5球目、150キロ直球をバックスクリーンに叩き込んだ。

スタンドに詰めかけた虎党の大歓声を浴びながら、背番号3は悠々とグラウンドを1周。開幕から75打席目で目覚めの今季1号が飛び出すなど、この日3安打猛打賞と活躍を見せ「少しはよかったなと思います」としつつ「いつも助けられてしかいなかったので。今度は少しでも自分が助けられるような打席にしたいです。また明日準備して試合に臨みたいです」と表情を引き締めた。

森下も「追い込まれていましたが、結果本塁打になってよかったです」と笑顔で振り返り「大山さんも今季初本塁打で、今日も猛打賞でしたし。ここから乗ってきてくれると思う。その前に自分がランナーで出れば返してくれるという気持ちで、明日以降もやっていきたい」と意気込んだ。

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