福岡県警は19日、田川警察署と県警本部にそれぞれ勤務する警察官2人に対する懲戒処分を発表しました。
警察によりますと、免職処分となった田川警察署の警部補・廣瀬守隆被告(57)は去年、北九州市門司区の実家で妹の顔を殴るなどし、死なせたとして、逮捕・起訴されていました。
事件当日、廣瀬被告は宿直明けで昼ごろから酒を飲んでいて、「殴ったことは思い出せない」などと容疑を否認しています。
また、19日付で停職6カ月の処分を受けた捜査三課の警部補の男(43)は先月、名古屋市内で万引きの疑いで現行犯逮捕されていました。
この警部補の男は、1月下旬から逮捕されるまでの60日間、無断欠勤し失踪していたということです。