【鳴門ボート・PGⅠマスターズC】吉川元浩 イン屋揃う準優はチャンス「スリット付近は普通以上」

準優10Rは3号艇となる吉川元浩だが…

ボートレース鳴門のプレミアムGⅠ「第25回マスターズチャンピオン」は19日、予選最終日となる4日目が行われた。

吉川元浩(51=兵庫)は5Rのイン戦では、スタート後手も伸び返して先マイ。5号艇で出走の11Rはまくり差しから3番手争いに持ち込むんだが、原田幸哉に競り負け4着。9位で予選をクリアした。

舟足は「乗りにくかった。ペラが開いてしまうのもあって乗りづらいんでしょうね。足は悪くないし、スリット付近のところは普通以上はあると思う。もう乗り心地のところだけ求めて調整ですね」と説明。直線系統は上位級だけに、課題の乗り味改善に専念する。

準優10Rは西島義則、石川真二、赤岩善生ら〝イン屋〟が3人そろったメンバー構成でコース争いは激化。深い起こしとなって、内艇がもつれる可能性も十分ある。力強い伸び足が大きな武器となりそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社