声優・緒方恵美「正直驚きました」 『9ボーダー』第2話、“八海”畑芽育が訪れる占い師役でドラマ出演!

ドラマ『9ボーダー』第2話に出演する緒方恵美(C)TBS

川口春奈主演ドラマ『9ボーダー』(TBS系/毎週金曜22時)の第2話(4月26日放送)に、声優の緒方恵美がゲスト出演することが発表された。大庭家の三女・八海(畑芽育)から相談を受ける、一癖あるクールでミステリアスな占い師を演じる。

本作は、19歳、29歳、39歳と、各年代のラストイヤー=「9ボーダー」真っただ中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結、「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、それぞれの年代特有の悩みにぶつかりながら仕事に恋に立ち向かい、幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を描く完全オリジナルのヒューマンラブストーリー。

緒方は『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公・碇シンジ役や『幽☆遊☆白書』の蔵馬役、さらに『呪術廻戦』の乙骨憂太役などを演じ、長年にわたって日本のアニメ界を牽引し続けるレジェンド声優。そんな緒方が、声優になって初となる“俳優として”ドラマ出演を果たす。

緒方は“ドラマオタク”を自称するほどドラマ好き。本作の新井順子プロデューサーが手掛けた『MIU404』で公式キャラクター「ポリまる」の声を務めたことが、今回のオファーのきっかけとなった。

緒方は本作のオファーを受けたときのことを「正直驚きました。大丈夫ですか私で!?と。そして(『逃げるは恥だが役に立つ』の)平匡さんの腕の中に飛び込むみくりのように『やー!』と(笑)。実はここ数年、ドラマのオファーを頂戴することが年に1~2回ほどありました。でもドラマを愛するイチ・オタクだからこそ、『いや、オマエがそれはどうなの…』と自分に厳しいツッコミを入れ、御礼と共にご辞退を申し上げて参りました。そんな中で今作の資料をいただき、唸りました。設定、面白そう。占い師役・・・面白そう。どなたの作品だろう? (めくって)新井さん!? そして1行目に戻る(笑)」と語った。

今回、占い師を演じてみた感想については「普段、セリフを完全に覚えて喋ることがほぼないので、台本が手元にある日常のありがたさが深く染み入りました…(笑)。短い1シーンですが、とても丁寧に指導いただきました。小道具の一つ一つ、何回も角度を変えて撮り重ね、アングル・照明等のこだわりにも唸りました。個人的には占いが難しかった! 良い経験をさせていただき、感謝です」と緒方。

自身の「9ボーダー」については「ずっと変わらず若い年齢の役柄を演じ続けているので、自分の歳にはあまり気が回らずで。気がついたらボーダーを超えていて驚いたということが多いです(笑)。でも、39歳のときは覚えています。日本ではまだまだ『女は若いうちが花』、特に“女の俳優にはこのさき仕事はない”と覚悟していた時期だったので。でも違いました。むしろ40歳を過ぎてから仕事が楽しくなりました。そう思わせてくれた、各お仕事の関係者の皆様に感謝しています。今後もお声がけいただける間は、そのチームのために務めさせていただきたく思います」と話した。

金曜ドラマ『9ボーダー』は、TBS系にて毎週金曜22時放送。

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