NATO、ウクライナへの防空システム追加提供で合意=事務総長

[ブリュッセル/キーウ 19日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は19日、NATO加盟国がウクライナに追加の防空システムを提供することで合意したと述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領も参加したNATO国防相特別会合後、記者団に対し「地対空ミサイルシステム『パトリオット』のほか、ミサイルシステム『SAMP/T』など加盟国が提供できる兵器はあり、提供可能なシステムを持たない他の多くの国々もウクライナによる兵器購入に向けた財政支援を確約している」とした。

ウクライナが受け取ることになる新たな防空システムの基数などの詳細は明かさなかったが、「非常に近い将来にさらなる支援が発表されると期待している」と述べた。

ゼレンスキー大統領は会合で、ウクライナがロシアの空爆に対応するためにパトリオットもしくは高性能防空システムが少なくとも7基必要と指摘。ウクライナへの軍事支援強化を求めた。

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