ウィリアム皇太子が公務に復帰、キャサリン妃を守ることを誓う

ウィリアム皇太子(41)が、キャサリン妃(42)のがん公表後初めての公務に挑んだ。18日(木)にイングランドのサリー州サドベリー・オン・テムズで食糧支援のチャリティ団体サープラス・トゥ・サパーの積み込みや調理を手伝った皇太子、ボランティアの1人から妃、そして同じくがんを患うチャールズ国王(75)にとカードを渡される姿があった。「ありがとう、とてもご親切に」とボランティアのレイチェル・キャンダッパさん(71)に話していたウィリアム皇太子、キャサリン妃の世話をするようにとレイチェルさんが言うと、相手の肩に手を添え「そうします」と答えていた。

レイチェルさんはデイリー・テレグラフ紙にこう話している。「昨夜8時半に家にいて、王室の人たちに直接カードを渡すチャンスなので何かやらなきゃと思っていました。しかしウィリアム皇太子にカードを渡せるとは思っていませんでした」「私は『握手してもらってもいいですか』と尋ね、彼は本当に地に足の着いた素晴らしい人でした。もう手は絶対に洗いません」「食料を指して彼は、『スパゲッティフープス(イギリスの子供用パスタ)がありますね』って言ってきたので、『スパゲッティフープスを知っているんですか』と聞くと、『子供がいますから』と答えていました」

ボランティアが石鹸やハンドウォッシュ、メイク用品といった物を準備している中、ウィリアム皇太子はエプロンを着用し、シェフのマリオ・コルファイトによるボロネーゼ、チリコンカン、ソーセージ・キャセロールなどの調理を補助、「いい匂いがします」とマリオに話しかけていた。キャサリン妃との間に3人の子供がいるウィリアム皇太子は今回、セロリを切るための大きな包丁を渡され、「これは大きなナイフですね。うまくやれるといいですが。皆さんのランチを台無しにしたくはありません。酷くならないことを願います。私を非難してくださって結構です」と話してもいた。

料理の手伝いの他にも、自身が住むウィンザーのアデレード・コテージから使っていない食べ物を入れた箱をプライベートで同団体に渡していたウィリアム皇太子、一方妻のキャサリン妃は先月22日に、1月の腹部の手術の後、がんが見つかり治療中であることを明かしていた。

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