レッドネックスの『コットン・アイ・ジョー』、YouTubeで30億回再生

アメリカやカナダの民謡として知られる『コットン・アイ・ジョー』がYouTubeで26日間で30億回再生された。レッドネックスが1994年にカバーしたバージョンを使ったバイラルビデオ「Gedagedigedagedago」がYouTubeでトップMVの28倍の再生回数を記録、スポティファイでもトップソングの13倍も再生される現象を見せている。

同曲は8日間で10億回再生、ちなみにアデルの『ハロー』は87日間で同じ記録を達成している。

そしてYouTubeショートでは同曲を使ったショート動画が26日間で2000万時間再生され、再生回数7億回に相当、一方『ハロー』は34日間で5億回の再生回数を記録していた。

レッドネックスの創設メンバーで同曲のプロデューサー、パット・レイニズはこう声明を発表している。「『音楽の成功を計る方法』に関してパラダイムシフトが起きている」「いわゆる普通の視聴の仕方ではなく、何百万人ものビデオ制作者たちのおかげでレッドネックスの音楽が断片的に何十億回と再生された」「チャートや測定における様々な価値に関して音楽業界に挑戦を与えるものになるだろう。更には『音楽の通常の使い方やコンセプトが変わってきている?』という疑問を投げかけてさえいる」

デンマーク人シンガーで俳優のラジ・イラワニによる同曲のパロディ動画が最初TikTokで2800万回再生し火が付き、チキンナゲットが同曲を歌うビデオが制作、YouTubeに投稿された500本に及ぶ関連動画はそれぞれ100万回以上再生される人気を見せている。

レッドネックスのパービス・ザ・ぺレゲータはこう話す。「26日間で30億回再生、僕らは世界記録を作った!僕らを倒したい?統計をシェアしてくれ」

© BANG Media International