歴代最小身長146センチ・大須賀望 プロ2年目で2打差6位と好発進 レジェンド森口祐子から助言も

 1番のティーグラウンドでフェアウエーを見つめる大須賀望

 「女子ゴルフ・フジサンケイ・レディース・第1日」(19日、川奈ホテルGC富士C=パー71)

 プロ2年目の大須賀望(22)=フリー=が69で回り、首位と2打差の6位と好発進を決めた。ツアーの登録上では歴代最小の146センチながら、昨季、ステップ・アップ・ツアーで2週連続Vを果たし、今季からレギュラーツアーに主戦場を移した注目の若手。だが、大会前時点の7戦で予選通過は1度だけと振るわなかった。

 不振にあえぐ中、今週の練習ラウンドで助言をくれる救世主が現れた。ツアー通算41勝のレジェンド・森口祐子から、スイング時の骨盤の動きを指南されると、ばらついていたショットがすぐさま改善傾向に。「まずは予選を通過したい」と小柄な体を目いっぱい使って、優勝を争える位置を狙っていく。

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