松本まりか「恋は落とすもの」役を通して恋愛観“くら替え”異性を落とす神髄に気付いた

 笑顔で手を振る松本まりか(撮影・西岡正)

 女優の松本まりか(39)が19日、都内で行われたテレビ朝日系ドラマ「ミス・ターゲット」(21日スタート、日曜、後10.00)の制作発表会見に登壇した。

 百戦錬磨の結婚詐欺師が本気の婚活に挑むラブストーリー。松本にとっては地上波連ドラ初主演作となる。劇中ではさまざまなテクニックを駆使して、男性を翻弄(ほんろう)。役を通して異性を落とす神髄に気付いたと明かし「行き着いた話なんですけど、技じゃないんですよね。真心だと思う。相手を思って話をしたら落とせる」とうなずいた。

 自身の恋愛観については「恋は落ちるもの」と回答。一方でこれからは「落とすもの」にくら替えすると告白し「落ちる、って受け身。落とす方が面白そうじゃないですか?」と積極的なアプローチを誓った。

 主人公のターゲットとなる闇金業者役で八嶋智人(53)が共演。八嶋は1月期のドラマ「不適切にもほどがある!」に本人役で出演しており、松本が「今回、八嶋さんじゃない役で出られて、素晴らしいスパイスを与えてくださってありがとうございます」と感謝すると、八嶋は「そりゃそうでしょ。毎回毎回、本人役で出ないでしょ!」とつっこんでいた。

 最後にコメントを求められた松本は「日曜劇場アンチヒーロー…」と切り出し、共演者はぽかん。放送枠の直前に流れるTBS系ドラマ「アンチヒーロー」(日曜、後9.00)の宣伝を始めるのかと思いきや「…の後は、日10劇場ミスターゲットと覚えていただけたら」と続け、再び八嶋に「びっくりしたぁ!」とつっこまれていた。

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