干支ちなみ金箔3千枚使った龍も 横浜高島屋で22日まで「大黄金展」 24金製のレリーフは16億円超

約3千枚の金箔でできた黄金の龍=横浜市西区

 金製品の食器や人間国宝が手がけた金工芸品の「黄金のおりん」など千点以上を集めた「大黄金展」が、横浜市西区の横浜高島屋8階特設会場で開かれている。22日まで。入場無料。

 今年の干支(えと)にちなみ、金箔(きんぱく)を約3千枚使用した「黄金の龍(りゅう)」(参考価格3850万円)も特別展示され、迫力ある金竜が注目を集めている。約26.5キロの24金製、参考価格16億5千万円のレリーフ「昇龍」も並ぶ。

 会場で販売もされ、アニメのキャラクターや自動車の金製の置物など、豊富な商品が用意されている。金の延べ棒の重さを体験できるコーナーも設けられている。

 同催事の金製品を取り扱うSGC(東京都)の石川貴久社長は「近年、金相場は高止まりの状況で金を求める人は増えているが、見て使って楽しめる商品もある。会場に来てほしい」と話している。(矢澤拓郎、森俊平)

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