上重聡アナ 日テレ〝ノープラン退社〟で困った! 頼りはかつての〝仲間〟たち

上重聡アナ

3月末に日本テレビを退社し、フリーに転身した上重聡アナ(43)は早くも「後悔しかない」と窮状を告白した。こういう時に救いの手を差し出してくれるのは古巣というのが相場だが、日テレの反応はイマイチ…。それでも大物たちのバックアップを受けて、しぶとく生き残りそうだ。

上重アナは5日、TOKYO MXの「5時に夢中!」に登場。日テレ退社後、初のテレビ出演。所属事務所もレギュラー番組も決まっていないことを明かした上で「スケジュール管理も自分でやってるんですが、正直すっからかんなので大丈夫なのかなという…」と赤裸々に話した。

元PL学園野球部のエースとして2003年に鳴り物入りで日テレに入社した上重アナは、10年に「ズームイン!! サタデー」の5代目総合司会に抜擢され、15年からは「スッキリ!」のサブMCと順調にキャリアを積み重ねてきた。

しかし「スッキリ!」サブMC就任直後、週刊文春により実業家から無利息で融資を受けていたことなどが発覚。これがキッカケとなり、1年で同番組を降板した。

局内での立場も怪しくなり、思い切ってフリーの道を選んだのだが、そもそも上重アナの準備不足の面は否めなかった。

「普通は芸能プロダクションに入ったりした上で当然、局内にも根回しします。次の仕事を決めてからフリーになるものなのですが、全くそうではなかった。上重はアナウンス技術の高さには定評があり、日テレ局内にも『何とかしてあげたい』という人はいることにはいるのですが…やはり過去の文春報道、そしてちゃんと根回ししてなかったので、実際に声を掛ける人は名乗り出てこない、というのが現状です」(日テレ関係者)

こんな現状だからこそ上重アナを知る周囲は「大丈夫?」と本当に心配していたのだが、〝救いの神〟となるのは、かつての仲間たちになりそうだ。

先日、1998年の高校野球・夏の甲子園決勝で投げ合った松坂大輔のユーチューブチャンネルに出演。2人は盟友関係で知られており、今後も何かしらの手助けはあるだろう。

さらに「人懐っこい上重は退社直前まで出演していた『シューイチ』の中山秀征、KAT―TUNの中丸雄一らにかわいがられ、親しくしていました。こちらのラインからも何かしらのバックアップは期待できそうです」(芸能プロ関係者)。

18日にはフジテレビ系「ぽかぽか」に出演し、存在感を見せた。周囲の心配をよそに、少しずつ仕事をゲットしている。

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