「国を背負っている以上、決めなきゃいけなかった」細谷真大は再三の決定機も決めきれず。試合後の表情はどこか暗かったが...【U-23アジア杯】

U-23日本代表は現地4月19日、U-23アジアカップのグループステージ第2節でU-23UAE代表と対戦し、2-0で快勝。連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

チームは勝利したが、試合後のミックスゾーンで、どこか暗い表情だったのが細谷真大だ。細谷は先発した初戦の中国戦(1-0)で不発に終わり、続くUAE戦はベンチスタートで、74分からピッチに立った。

日本は終盤も押し込む展開が続き、細谷にも再三チャンスが巡ってきた。しかし、それを最後まで活かすことはできず。85分、松木玖生のクロスにフリーで反応するも、シュートは枠の外。その2分後、佐藤恵允の折り返しに飛び込んだシーンも決めきれなかった。

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細谷は試合後、「もちろん、決めるチャンスはありましたし、国を背負っている以上、決めなきゃいけなかったと思います」と肩を落とした。

それでも次戦、グループステージ首位通過がかかる韓国戦に向けて、「しっかり勝点3をとって首位通過を決めたいですし、自分自身も早く結果を残して、良い状態で決勝トーナメントに入りたい」と切り替えた。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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