1台2役の1人乗り用ゴルフカート ゴルフ場運営に一役買うサブスクで登場 『Auto Caddy BABEL』

GEARは3月8日、パーソナルゴルフカート『Auto Caddy BABEL』を発表。日本で企画設計を行い世界初のゴルフカートのサブスクを行う。

『Auto Caddy BABEL』は、ゴルフプレーの概念を根本的に変える革新的な製品であり、手押しの電動カートから乗車可能なパーソナル電動カートにスイッチひとつでトランスフォーム。

日本設計製品であるがゆえ、急斜面の多い日本のコースでは手押しカートのように自ら歩いて進む「Walk mode」に、フェアウェイでは乗車走行において絶対的な安定性を誇る「Ride mode」を搭載。一台のマシンで二役の対応が可能(特許出願中)で、世界初の4輪サスペンション付ゴルフカートの登場となる。

さらに世界初のゴルフカートサブスクリプションで販売するため、導入費用、ランニングコストがかからない。例えば1台2万5000円のサブスク料金を、ゴルフ場は1人2000円(1ラウンド)の使用料で設定すると、13回の稼働で元が取れる。カートでのプレーは、プレー時間も短縮できるため、稼働率もアップする。運用次第では利益が発生し、支払金額は消耗品費、雑費で財務計上。固定資産税がかからないなどの税制のメリットもあるという。

多くのゴルフ場にとって魅力的な導入システムとマシンと言えるだろう。

【Auto Caddy BABEL 製品特徴】

・時速4kmのEV歩行ゴルフカートがワンタッチで時速15kmの乗車移動用のEVパーソナルゴルフカートに変身。

・パーソナルカートとして世界初の4輪Wウィッシュボーンサスペンションを採用。乗り心地が良く軽快に走行移動が出来る。

・日本のゴルフコースを想定して日本で開発され、回転半径2・8mの小回りが可能。軽四並みのトルクフルな専用設計EVモーターを搭載し、モーター、バッテリー、コントローラーなど、すべてを日本で専用、開発をしている。

・スロースタートアクセル、電気ブレーキ、手動ディスクブレーキ、自動パーキング、登坂角度20度、側面転倒角度45度などの安全機能も充実で安心。

・簡単な操作で初心者や女性、子供、シニアでも扱いやすい。

【Auto Caddy BABEL 製品仕様】

・製品名: Auto Caddy BABEL

・トランスフォーメーション特許申請(歩行モードから走行モードに変身)

・DCモーター: 800W(Max 1200W)×2基(専用開発高トルク型モーター)

・BABEL専用開発制御基板

・歩行モード時の速度: 4㎞/h

・乗車モード時の速度: 15㎞/h

・スローアクセル採用(最大速度まで約3秒)

・車体の乾燥重量: 約45kg

・最大耐荷重: 350kg

・最大走行距離: 50㎞以上(フル充電時、走行環境による)

・最大登坂角度: 最大20度

・側面転倒角度: 最大45度

・障害物走破高: 150mm

・専用開発4輪Wウィッシュボーンサスペンション

・動作環境温度: マイナス20℃ 〜 プラス60℃

・充電電圧: AC100V

・芝生専用タイヤ: H310㎜×W110㎜

・LEDディスプレイ専用開発

・電気式(ブレーキ、パーキング)自動パーキング

・手動式ディスクブレーキ、パーキング

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