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室内で飼われる犬や猫の思わぬ行動による火災が毎年起きているとして、製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼びかけている。過去10年間でNITEに通知のあったペット関連の事故情報は61件で、うち9割が火災に至っている。外出する際はガスの元栓を閉めたり、家電の主電源を切ったりするなど対策を講じるように求めた。
NITEによると、2013~22年度に寄せられた61件の内訳は、35件が猫で、17件が犬だった。最も多い事故はガスこんろのボタンに触れて発火するケースで23件。高い位置にあるこんろなどに飛び乗りがちな、猫の高い身体能力が事故に結びつきやすいという。