日韓戦は「組1位決定戦」 韓国メディアが最終節に注目「熾烈な一戦を繰り広げるだろう」

日本、韓国が得失点差や総得点まで並ぶ【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

日本、韓国が得失点差や総得点まで並ぶ

U-23日本代表は現地時間4月19日、パリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップのグループリーグ第2戦でUAE(アラブ首長国連邦)と対戦し2-0の白星を飾った。B組では、同じく2勝の韓国とグループ首位を懸けて22日に争う。韓国メディアも「日韓戦は組1位決定戦」と注目している。

カタールで開催されている今大会は、16チームを4組に分けたグループリーグを実施。各組の2位以上が準々決勝に進出する。パリ五輪へは3位以内のチームが出場権を獲得し、4位のチームはギニアとの大陸間プレーオフに回る。

第1戦でUAEに勝利(1-0)していた韓国は、19日に中国と対戦。FWイ・ヨンジュンの2ゴールもあり、グループリーグ2連勝を収めた。

一方の日本は初戦で中国を1-0で撃破。19日に行われた第2戦では、前半27分にDF木村誠二が先制弾を挙げる。後半21分にはMF川﨑颯太にも得点が生まれ2-0で日本も2勝目となった。

得失点差まで並んだ日本と韓国は、現在B組の同率首位。両チームとも決勝トーナメントへの進出は決まっているが、22日の第3戦は文字通りグループ内の“頂上決戦”となる。

韓国メディア「ニューシス」は「日韓戦は組1位決定戦に決定」と報道。記事では「2連勝を収めた日本は、ベスト8に早期進出。この結果を受け、ファン・ソンホン号も早くもベスト8入りに成功した」と現状を説明。「ライバルの両チームは、すでに8強入りを確定した結果とは別に、組1位争いとライバル戦勝利のために熾烈な一戦を繰り広げるだろう」と22日の決戦にすでに目を向けていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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