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「いくら頑張ってもこれ以上給料が上がらない」という人からすれば、会社から「やる気を出せ」「スキルアップしろ」と言われても、素直にやる気を出すのは難しい。ガールズちゃんねるに4月中旬、「年収300万円台でやる気を求められる社風」というトピックが立ち注目を集めた。
トピ主は20人ほどの規模の中小企業に勤務する正社員の女性。年収はおよそ300万円台で、今後給料が上がる見込みは少ないそう。ゆるく働きたいため年収に贅沢は言わないが、
「やる気や熱意を求められる社風が合わなくて悩んでいます」
と、こぼす。評価制度には「成長」「目標達成」などがあるうえ、月に1回、「上司との振り返り評価面談」もあるという。それが「ただただめんどくさくて煩わしい」と追い詰められている様子だ。
「努力や向上心を社員に求めるなら、それに見合う報酬とやりがいを用意しろよ！」
スレ主は、頑張れば良いことがあるならモチベーションに繋がるが、業界的に見て期待はできないとこぼし、
「年収300万円台で働いている方、熱意ややる気はありますか？？」
と問いかけた。トピ主の具体的な年収は不明なものの、仮に350万円だとすると、20代ならまだいいかもしれないが、30代以降もそのままだと微妙に感じそうだ。それで年収が上る見込みがないのに毎月やる気を出せと詰められても無理よ、という話だろう。
この問いかけに、トピックの回答には「転職しましょう」「ほぼ宗教だよね そういう所多いよ」などのほか、
「年収300万円台で同じく似たようなことを言われる社風ですが、全くやる気は起きません」
「私が書いたのかと思うくらい同じwめっちゃわかるよー（中略）努力や向上心を社員に求めるなら、それに見合う報酬とやりがいを用意しろよ！」
といった共感の声が上がった。また「時給1000円のパートだけど、研修もあるしスキルアップと成長を目指しましょう！って日々言われてます」という人も。もちろん時給アップについては何も言われないそうだ。トピ主よりも年収が高い人もいたが、額にかかわらず、求められる業務内容に報酬が見合ってない、という不満が目立っていた。安い給料のままでやる気を出せと言われ、却ってやる気が失せる人は多いようだった。
辞めることにした人「夜勤して年収330万なのに、すごいんだぜ自己研鑽の嵐が」
一方で、対処法として「熱意ややる気を出してる風」を演じればいいという助言もあった。
「頑張ってるふりしながらテキトーに流してます。やることやったたら、そこまで真面目に頑張らなくてもいいと思いますよ」
前年と比べられるので、「頑張りすぎても来年辛くなることがわかって、なんかアホらしくなるよ。笑」という指摘も。確かに、表向きは頑張って普通に業務をこなしていればいい、という意見は一理ある。しかし、それにも限界を感じる人はいるようで……。
「そうしてたんだけどさ、本当だんだん馬鹿馬鹿しくなってきて辞めることにした。夜勤して年収330万なのに、すごいんだぜ自己研鑽の嵐が。目標立てるのも面談も全てがめんどくさくなった。ただでさえ人手不足なんだから業務だけやらせとけばいいのに」
と退職の決意を明かした人もチラホラ。トピ主も、様々な意見を聞き転職を考えだしたようだった。
