ネットサービスは便利だけど、慎重に使わないと、えらい目に遭う。米サンフランシスコに住むママがやらかした大失敗が笑いを呼んでいる。
エミリー・キングさんは先日、1歳になる娘の誕生日パーティーの招待状を送るために「Eバイト」というネットサービスを利用した。オンライン招待状を作成し、スマホの「連絡先」を利用して送信する仕組みだ。
招待状を作ると、「連絡先をインポートしてください」という指示が。いったんインポートしてから送信先を選ぶものとばかり思ったエミリーさんは迷わず指示に従ったが……なんと連絡先に登録していた全482人に招待状が送信されてしまった!
「会社の上司、同僚全員、それに元カレにまで送られてしまった!」
頭を抱えたエミリーさんは、さらに真っ青になる事実に気がついた。
「招待状は、連絡先に登録した通りの名前で送られてたんです。名前だけだと分からなくなる人に短い説明を付けたりしますよね。『ジェス 駐車場に車をぶつけた人』みたいに」
「皆さん、自分がスマホにどんなふうに友人・知人を登録しているか考えてみて。そして、それが相手に知られたとしたら血の気が引くの、分かるでしょ?」
もちろんエミリーさんはすぐにパーティー中止の連絡を送信した。そして、この「やらかし」をトホホな表情で説明した短い動画をティックトックに投稿したところ、バカ受け! さらに複数の主要メディアにも取り上げられるなど、全米の話題になっている。
米誌ピープルの取材に、エミリーさんは「娘が大きくなったら話してあげられるすごい笑い話ができたと思うことにします」と語った。