守備が一瞬で諦める157m特大弾 “大谷翔平2世”の衝撃的弾道に米驚愕「大学生だぞ」「尋常じゃない」

フロリダ大のジャック・カグリオーン【写真:Getty Images】

フロリダ大3年のジャック・カグリオーン

“大谷翔平2世”と注目を浴びる、フロリダ大の3年生ジャック・カグリオーン内野手兼投手が、また打った。16日(日本時間17日)、ジャクソンビル大戦に「2番・DH」で出場。4回に7戦連発の今季21号となる2ラン本塁打を放った。飛距離516フィート(約157メートル)のスコアボード越え弾に米ファンは「大学生だぞ」「MLBでもかっ飛ばす」と衝撃を受けている。

完璧に捉えた。4-0でリードする4回無死二塁。カグリオーンは内角への速球を強振した。右翼席へ向かった打球は、なんと、スコアボードを越えて着弾。相手の守備陣が動くことさえない確信の一発だった。球場が熱狂する中、悠々とダイヤモンドを一周。ベンチ前ではチームメイトから祝福を受けた。

フロリダ大野球部公式X(旧ツイッター)は「ジャックがスコアボードを越える強打!」などと記して実際の動画を公開。米ファンからは「大学生だぞ」「もうすぐMLBでもかっ飛ばす」「人間のなせる業じゃない」「尋常じゃないな」「この男はエイリアンだよ」「投手としても打者と同じくらい優れているからね」と驚愕の声が上げられていた。

2024年ドラフト1巡目候補のカグリオーンは身長約195.6センチ、体重約113.4キロの恵まれた体格を誇る。投げては100マイル(約160.9キロ)に達する速球と、90マイル台後半(約152.9キロ~)のカットボールが武器。今季は8試合に登板し、4勝0敗。防御率は3.89をマークしている。打者としても長打力が売りで、昨季は33本塁打を放ち、バットの反発係数が2011年に定められて以降の全米体育協会(NCAA)シーズン本塁打記録を更新している。

試合は12-1でフロリダ大が勝利した。

THE ANSWER編集部

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