山下智久主演「ブルーモーメント」キャスト【一覧】

小沢かなの漫画を山下智久主演で実写化するフジテレビ連続ドラマ「ブルーモーメント」(4月24日スタート、毎週水曜・22時~22時54分※初回15分拡大)。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描く本作のキャストを紹介します。

「ブルーモーメント」とは

原作は、「COMIC BRIDGE」で連載中の小沢かなの「BLUE MOMENT」でコミックスは3巻まで発刊。原作および番組タイトルの“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。ブルーモーメントを見られることは、「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味する。脚本は、映画化もされた「イチケイのカラス」シリーズの浜田秀哉。音楽は、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズや「海猿」シリーズを担当した佐藤直紀。主題歌はボン・ジョヴィの「レジェンダリー」、挿入歌は山下智久×TXT・TAEHYUN(テヒョン)の「Perfect Storm」。

晴原柑九朗(はるはら・かんくろう/演:山下智久)

気象庁気象研究所の研究官で、気象学の天才。端正な顔立ちと爽やかな笑顔がトレードマークで、報道番組のお天気コーナーにも出演している。一方で、気象災害から人命を守るために活動するSDM本部(特別災害対策本部)のチーフとして災害現場で奮闘。持ち前の頭脳と現場で感じた生の天気から膨大な気象情報を多角的に考察することができ、人命がかかる緊迫した状況でも一手先を読む力を持ち合わせているが、毒舌のため周囲から反感を買うことも。また、彼には追い続けている謎がある。

雲田彩(くもた・あや/演:出口夏希)

気象庁気象研究所の研究助手。帰国子女で中国語が堪能。仕事はできるが、思ったことをズケズケ言ってしまうため組織人には向いておらず、前職を退職。そんな中、気象庁気象研究所所長・上野が出した求人募集を見つける。晴原は、彩のあまりの素人っぷりとハッキリものを言う姿勢に当初拒絶するも、名前に“雲”がついていることから“名前がいい”という理由で仮採用。助手としてSDM本部に配属され、素人ながら懸命に食らいついていくなかで、今まで転職を繰り返していた彼女がなぜSDMでは頑張れるのか、抱えている秘密が明かされていく。

園部優吾(そのべ・ゆうご/演:水上恒司)

東京消防庁・消防救助機動部隊に所属する優秀なレスキュー隊員で、晴原の亡き婚約者のいとこ。父の実家は衆議院議員を代々輩出する名家のため、何不自由なく育ってきたが、中学生の頃、奥多摩に山岳部で登山した際に遭難してしまう。その際、レスキュー隊員の佐竹に救われたことでレスキュー隊員に憧れを抱き、志願。やがて優秀なレスキュー隊員へと成長を遂げる。過激な進め方をする晴原と対立することもしばしば。さらに、一人っ子の優吾にとって晴原の婚約者は姉のような存在で強く憧れていたため、彼女と婚約した晴原に強い対抗心を抱いている。

山形広暉(やまがた・ひろき/演:岡部大)

国土地理院官僚で、SDMの情報班。地理オタクで、日本で唯一の国家地図作成機関である国土地理院で働く夢を抱いて入庁したが、気象研究所・予報研究部部長の上野から熱烈な推薦を受け、半ば強制的にSDMのメンバーに選出。“人の生き死にには関わりたくない、地図が作りたいだけ”と豪語するが、なんだかんだ言いつつも地理に関する膨大な知識から、晴原らをバックアップする。ドラマのオリジナルキャラクター。

丸山ひかる(まるやま・ひかる/演:仁村紗和)

SDM対策本部車ドライバー兼料理人。SDMが指揮を執る場所が決まると指揮車両を運転してくるが、一刻も早く場所を整えるためか少々運転が荒く、車酔いしてしまう人(主に山形)もしばしば。一方で、SDMのために温かくておいしい食事を作り、彼らへのケアは一切怠らない。家族を災害で亡くした経験から、SDMへの参加を志願した背景がある。

佐竹尚人(さたけ・なおと/演:音尾琢真)

東京消防庁・消防救助機動部隊長で、SDMの消防班統括責任者。試験運用中で寄せ集めのSDMにおいても“唯一の希望”と大臣に言わしめるほどのエースレスキュー隊員。園部の上司でもあり、登山中に遭難した中学2年生だった園部を救助した。これまでの経験と実績から“命を賭けても、命は捨てない”という強い信念を園部らに教えてきたが、ある出来事から究極の選択を迫られる。

汐見早霧(しおみ・さぎり/演:夏帆)

若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまった天才脳外科医。総合診療科への異動を命じられるが、高難度の手術で命を救うことが自分の存在価値だと思ってきた彼女は、まだ現実を受け止めきれていなかった。そんな中、病院でも居場所がなかったため、専属の医師を必要としていたSDMに派遣される。ドラマのオリジナルキャラクター。

三崎俊樹(みさき・としき/演:ワタナベケイスケ)

SDM通信班として、現場で奮闘する晴原らをバックアップする。救助情報の入電を速やかに伝達し、対策本部長との連携を図る。

宍戸梨紗子(ししど・りさこ/演:玉田志織)

三崎と同じくSDM通信班の一員。

上野香澄(うえの・かすみ/演:平岩紙)

気象庁気象研究所・予報研究部長。晴原の上司であり、雲田を彼の助手に推薦した。晴原の婚約者は大学時代の後輩で、姉妹のように仲がよく、晴原とは彼女を通じて知り合った。晴原にとって頭が上がらない存在。ドラマオリジナルキャラクター。

園部灯(そのべ・あかり/演:本田翼)

晴原の婚約者で、特命担当大臣(防災担当)・園部肇一の一人娘。自分の地盤を継がせようとする父と不仲になった時期もあったが、幼い頃に見た空の美しさに魅せられ気象学研究官の道へ。研究官としてまい進する傍ら、自然災害の多い日本において、行政の枠組みや既存組織にとらわれず迅速に判断を下すための組織を立ち上げる夢をかなえるため日々奮闘していた。気象学で自然災害に立ち向かう組織には、卓越した数学脳で天気を解析できる人間が必要不可欠だったため、晴原を気象学の世界に勧誘した。

立花藍(たちばな・あい/演:真矢ミキ)

総務省・総務大臣。既存組織を否定する形になるSDMに対して慎重派であり、SDM推進派の防災特命担当大臣と対立している。特に、SDMチームが適材適所に人材がすべてそろっていないまま活動を始めていることを鋭く追求する。しかし、SDMに対して希望も感じてもいる。

園部肇一(そのべ・けいいち/演:舘ひろし)

内閣府・特命担当大臣(防災担当)。重要閣僚も務めたこともある有力な衆議院議員。あることをきっかけにSDM創設に力を入れ、足かけ5年ほどかけて晴原ら精鋭を集め試験運用を開始した。現場の最前線で奮闘する晴原や、優吾らSDMメンバーとは異なり、霞ヶ関から彼らを全面的にバックアップしている。だが、SDM慎重派の立花からチームのあり方について追及されている。SDMを創設することになった背景には、晴原と共に追い続けている謎と関係が。

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