宇宙の非核決議に支持求める 日米国連大使、ロシア反対

日米の宇宙決議案について話すロシアのネベンジャ国連大使=11日、ニューヨークの国連本部(国連テレビから、共同)

 【ニューヨーク共同】日本の山崎和之国連大使と米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は19日、共同声明を発表し、宇宙空間に核兵器や大量破壊兵器を配備しないよう求める安全保障理事会決議案への支持を呼びかけた。拒否権を持つ常任理事国ロシアが反対姿勢を示し、事前協議が難航しているもようだ。

 日米が決議案を提出したが、採決時期は不明。共同声明は日米が採択に向けて安保理で「5週間にわたり取り組んできた」と強調。決議案について、宇宙空間での軍拡競争を防止する目的であり「安保理が全会一致で支持すべき共通原則だ」と訴えた。

 ロシアの国連大使は11日、決議案の修正を求めていると明らかにしている

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