ヘンリー王子、米国が“新たな故郷”と正式宣言 提出書類に「新しい居住地→米国」英紙が報じる

ヘンリー王子(39)が、米国が新たな故郷であることを正式に宣言した。2020年、妻のメーガン妃(42)と米国に移住するために英王室を離脱したことで「メグジット」と呼ばれた当時、ヘンリー王子はチャリティイベントで「イギリスは私の故郷であり、愛する場所です。それは決して変わらない」と話していた。

しかし、その宣言から4年後、現在アーチー君(4)とリリベットちゃん(2)を持つヘンリー王子は、提出した書類によって、もはや英国が居住国ではないことをはっきりさせたことが、デイリー・メール紙によって明かされた。

同紙は、17日に英政府機関が公開した「サセックス公爵、ヘンリー・チャールズ・アルバート・デイヴィッド王子」の提出書類から、以前は英国と記録されていた「新しい居住国/州」が現在は米国となっており、住所が変更されていることを報じている。

この変更は、ヘンリー王子のエコトラベル企業、トラヴァリストの申請書類に記されていたもの。ジョー・バイデン米大統領政権下でヘンリー王子のビザ記録の公開を求める圧力が高まるなかでのことだ。3月には、ヘンリー王子の入国管理書類が裁判官によって精査されることが明らかになっている。

シンクタンクのザ・ヘリテージ・ファウンデーションは、ヘンリー王子が回顧録『スペア』の中でコカインとマリファナを過去に使用したことを告白し、ネットフリックスの番組でも薬物使用について話しているにもかかわらず、移民申請書類でそのことについて嘘をついた可能性があるとしている。

もし違法薬物使用について真実を認めなければ、ヘンリー王子は米国から国外追放となるか、国境警備隊によって入国禁止となる可能性がある。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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