子どものなぜなぜ攻撃!親としてなんて答える?【なぜなぜ期の爆笑★質問集】

引用元:JNemchinova/gettyimages

●【4月20日は「聴く」の日】まわりの人とお互いの話を聴き合いましょう

4月20日は「『聴く』の日」に制定されています。制定したのはコーチングのプロであり「聴く」の本という著書を持つ藤田潮さん。この日が選ばれたのは、「聴く」の本の発売日だったことと、4月に新学期や新年度が始まり、そろそろまわりの人に話しかけやすくなる時期だから。大切な人の話を聴くとともに、自分の話も周囲の人に聴いてもらい、聴き合う関係を作るのに絶好のタイミングというわけです。

わが子の気質、5つのうちどれが当てはまる?個性に合わせた対応で育児の悩みが解消しやすく【専門家】

止まらない「なんで?なんで?」は質問返しで対応!

お互いに話を聴き合うことは、ある意味ストレス解消にもつながります。しかし、子どもから一方的に「聴かれる」のは時として大きな負担に!ささいなことでも「なんで?」「なんで?」と質問をぶつけまくってくるなぜなぜ期の子どもに苦労するママも少なくありません。
口コミサイト『ウィメンズパーク』で、ママたちの「なんで?」対応について聞いてみました。

「5歳男児です。何を話しても『なんで?』と言われます。理由を説明するのですが、5歳にわかるように説明するのが大変だったり、私が知らない内容のときもあります。ファンタジー系の質問がとくに…たとえば、『どうして小人(こびと)はいるの?』が本当にツラかったです。『小人がいたらかわいいからかな?』『ちっちゃくてかわいいよね』『何か手伝ってもらえるかもよ』などと答えてみましたが、一瞬、『えっ?』となってしまいました。考えるのが大変です!」

ファンタジー系の質問は確かにどう返したものか……かなりの難問ですね!
ほかの家庭のよくある質問&答え方も聞いてみました。

「テレビに出てきた場所を見て『ここ行きたいなぁ、何で行かんの?』と言い出したので『何でだと思う?』と尋ねましたところ、『えぇ~っと…お金がないから!!』と、自分で答えて納得してました!」

「娘たちからの質問攻めで一番多かったのは『これは誰が作ったの?』です。家も道路もビルも電車も飛行機も…。とにかくありとあらゆるものを聞かれました。わからないことは『んーとね、お母さんも知らないから、勉強したら教えてね』と言っています」

「もうすぐ5歳の男児がおります。今日は店舗の天井を見上げて『どうして、あの電気は丸いの?』と聞かれました。なので『このお店を作った人が、丸い電気がいいなぁと思ったんじゃないかな?』と答えたところ、『なんで?なんで丸い電気がいいと思ったの?』と返されました。知らんがな…。他にも、外に出れば『どうして風が吹いてるの?』『どうして寒いの?』『どうして今は冬なの?』とエンドレス…。ちなみに、少し前に宇宙ブームがあり、そのときは質問の内容が高度でツラかったです」

「我が家ではこんなやりとりがありました。
『お米なくなったから買いに行こう』→『なんで?』
『ごはんが炊けないから』→『なんでごはんが炊けないの?』
『お米が空っぽになったから』→『なんで?』
『全部食べちゃったから』→『全部食べたら買いに行くの?』
『そうだよ』→『なんで?』
『お店にはお米があるから、買ってきたら炊けるでしょ』→『なんでお店にお米があるの?』
『田んぼまで取りに行くのは大変だからね(半ギレ・適当)』→『どうして田んぼに行くのは大変なの?』
……あーもうっ!!」

終わらないやりとり!!
「なんで?なんで?」がツラいときはどう対処するのがよいのでしょうか。

「私は、
『なんでだろねぇ、お母さんわからないなぁ』
『お父さんに聞いてみれば?』
『明日幼稚園の先生に聞いてみようね』
『おばあちゃんなら知ってるかもねぇ』
ってほかの人に振ってました…だって疲れるんだもん…」

「遠い目をして『なんでだろうねぇ…』と答えていました。全部は説明できません!」

「保育士をやってる母は、あしらい方が上手というか、『どうしてだろうね~、あ、これをこうしてみない?』とか、さり気なく話や興味をずらして誘導しています。それが教育に良いか悪いかは不明ですが、疲れてるときは私も真似しています。失敗して『なんで?』が復活することも多いですが…」

「家に図鑑ありますか?子ども図鑑。動物とか魚とかシリーズのやつ。『なんでだろねえ、図鑑で調べてみたら?』って言ったら、図鑑をみて自分なりの答えを子ども自身が見つけるかも」

質問攻めされる親はツラいですが、「なんで?なんで?」と疑問を持つ気持ちは後々役に立つという話も。

「『何で?』がある子は学齢期になると強いと聞いたことがあります! 何でだろう、という探求心があるので、勉強に向くそうです」

余裕のないときに「なんで?なんで?」は心底ツラいですが、一緒に答えを考えるやりとりが親子にとってよい時間になるといいですね。
(文・古川はる香)

新大久保やネットで見つけた!プロが教えるとっておき韓国コスメ9選

■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

© 株式会社ベネッセコーポレーション