東白川郡の古文書を展示 JR水郡線90周年応援企画 福島市・県歴史資料館

内覧会で古文書の内容を説明する担当者

 福島市の県歴史資料館の収蔵資料展「水郡線応援『東白川郡の古文書―塙町常豊・高城地区編―』」は20日、資料館で始まる。JR水郡線の全線開通90周年に合わせた企画の第1弾。沿線地域の歴史や文化を紹介する。19日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。

 江戸・明治時代を中心に常豊、高城地区の村絵図や明細帳、証文など34点が並んでいる。当時の地域の様子や人々のなりわい、時代背景が分かる。トピックス展として「多賀城とふくしま」が同時開催されている。

 6月4日から資料を半分ほど入れ替え、7月15日まで展示する。入場無料で午前9時から午後5時まで。毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌火曜)が休館。問い合わせは資料館へ。

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