水本圭治(不来方高出)、五輪出場ならず カヌーカヤックペア

男子カヤックペア500メートル決勝 4位でゴールし、天を仰ぐ水本圭治=東京・海の森水上競技場

 【東京支社】カヌー・スプリントのパリ五輪予選を兼ねたアジア選手権第2日は19日、東京・海の森水上競技場で男子カヤックペア500メートル決勝が行われ、水本圭治(長崎・チョープロ、不来方高―大正大)棚田大志(奈良・吉本整形外科・外科病院)組は1分36秒420の4位でパリ切符を逃した。水本の2大会連続五輪出場はならなかった。

 9艇による決勝で水本・棚田組は先頭争いに加わったが、後半に伸びなかった。優勝したカザフスタンのペアとは0秒490差だった。

 日本カヌー連盟の規定により、ペアは各種目1位となれば五輪代表に決まっていた。

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