「慶余年2」と同時期に配信希望、名プロデューサーが強気発言

中国の大ヒットドラマ「慶余年~麒麟児、現る~」のシーズン2をめぐり、名プロデューサーのユー・ジョン(于正)氏がネットユーザーからの「お願い」に強気の発言をしたことが中国SNSの微博(ウェイボー)で話題になった。

「慶余年」はチャン・ルオユン(張若昀)、リー・チン(李沁)、チェン・ダオミン(陳道明)らを主演に迎えた時代劇ドラマで、シーズン1が配信されたのは2019年。その続編となる「慶余年2」は昨年10月にクランクアップが報告され、現在は配信待機中の状態だ。視聴予約は今月上旬に1300万人を超えており、「当局の審査をパスした」という先日の報道にはファンから「早く配信してほしい」などのコメントが殺到した。

「慶余年2」

一方、ユー・ジョン氏は「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」など数々のヒット作を世に送り出しているプロデューサー。微博でこのほど話題になったのは、同氏の新ドラマ「墨雨雲間」の配信時期が「慶余年2」とぶつかるのは絶対にやめてほしいというネットユーザーからのお願いに「むしろ同時期に配信したい」と力を込めて返事をしたというもの。

「墨雨雲間」は「瓔珞」でヒロインを演じたウー・ジンイエン(呉謹言)他、ワン・シンユエ(王星越)、チェン・シンハイ(陳鑫海)が主演を務める時代劇ドラマで、前世で悲惨な死を遂げたヒロインが生まれ変わり、父や弟のために復讐(ふくしゅう)劇を繰り広げるストーリーとなっている。(翻訳・編集/野谷)

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