600万円ホールインワン賞“未遂”の小祝さくら「本当に惜しい」 連日の好ショットに喝采

上々のスタートを切った小祝さくら【写真:Getty Images】

フジサンケイレディス初日

女子ゴルフの国内ツアー・フジサンケイレディスは19日、静岡・川奈ホテルGC富士C(6494ヤード、パー71)で開幕した。ツアー通算10勝の26歳・小祝さくら(ニトリ)は2バーディー、1ボギーの70で回り、1アンダーで首位と3打差の13位につけた。前日のプロアマ戦では17番でホールインワン達成。同ホールで連日のエースを予感させるショットを見せ、上々のスタートを切った。

スーパーショットでギャラリーを沸かせた。1バーディー、1ボギーで迎えた17番パー3。小祝は180ヤードから6アイアンで第1打を放ち、ピン手前30センチにつけた。観客は拍手喝采となり、楽々とバーディー。前日のプロアマ戦ではここでエース達成。「今日も入るかもというレベルで良いラインだった。本当に惜しいショットでしたが、バーディーでも嬉しいホールなので」と振り返った。

ホールインワンなら賞金600万円(提供:旭化成)だった。連日エースとはいかなかったが、“ホールインワン未遂”をするほど好調。「パットがなかなか入らなかったが、耐えることができた」と風が吹く難しい日でもあったが、安定したゴルフで地力の高さを見せた。

今季は3月のヤマハレディースオープン葛城で優勝し、メルセデス・ランキングは今季2勝の鈴木愛(セールスフォース)に次ぐ2位。「(17番のエースは)狙いません。伸ばしようのある内容だったので、明日はもうちょっと良くなれば」。早くも今季2勝目に期待がかかる。

THE ANSWER編集部

© 株式会社Creative2