ひろゆき氏、“産休クッキー”に持論「少数に配慮して窮屈な社会になるのは良くない」

西村博之氏【写真:ENCOUNT編集部】

「Abema prime」で持論「日本人の同質性を求める問題」

実業家の西村博之(ひろゆき)氏が19日、ABEMAのニュース番組『Abema Prime』にリモート出演し、ネット上で話題になった“産休クッキー”論争について持論を展開した。

番組では、産休に入る女性が職場に配った「産休をいただきます」と描かれたクッキーの写真をXに投稿したところ、「かわいい」「もらったら嬉しい」という反響の一方で、「不妊治療中の人への配慮が足りないのでは?」「幸せアピールうざい」といった声も上がり、「どこまで配慮が必要か?」と議論になっていることを紹介した。

ひろゆき氏は、「配慮が必要かどうかっていう考え方が間違っている。(ネットに)忙しい時期に有給取ってムカつくって書くのは全然いいと思う。ただ、それに対して、有給取っちゃダメだよねとか、お土産いらないよねみたいな配慮をする必要はない」と断言。

2児の母であるというコラムニスト・河崎環氏も「よくぞ他人のことに、ここまでいろいろ言うなと思いますね。自分たちとは関係ない問題に関して、これだけネットで炎上すること自体、健康的なことではない」とコメント。

論争の原因を「日本人の同質性を求める問題」と指摘したひろゆき氏は「うらやましいと思うのはいいんですけどでも『その人はその人だよね』って話で、別にそれを嫉妬(しっと)したりする必要はない。なぜか、子どもを産まない側の人でいてほしいみたいな同質性を求める風潮がある」と、ネットの現状を語り、「みんな考えすぎ。もうちょっと、おおらかになっていかなきゃ。少数に配慮して窮屈な社会になるのは良くない」と語った。ENCOUNT編集部

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