輸出貨物を満載にして、義烏西駅を出発する中欧班列。（7月29日撮影、義烏＝新華社配信/時寛兵）
【新華社杭州4月20日】中国浙江省杭州税関が17日に発表した同省の第1四半期（1～3月）の貿易額は前年同期比7.8％増の1兆2100億元（1元＝約21円）、輸出は6.6％増の8746億3千万元、輸入は11.3％増の3318億8千万元で、いずれも1～3月として過去最多を更新し、伸び率が過去6四半期で最高となった。
貿易相手別では、東南アジア諸国連合（ASEAN）との貿易額が6.7％増の1685億元、中東が9.7％増の1438億元、中南米が18.1％増の1311億7千万元、アフリカが9.2％増の922億6千万元で、合わせて全体の43.8％を占めた。「一帯一路」共同建設国は8.2％増の6293億元で52.5％を占め、全体の伸びを4.3ポイント押し上げた。米国は10.8％増の1611億6千万元、オーストラリアは16.9％増の420億1千万元だった。
輸出品目別では、機械電気製品の輸出額が8.3％の4073億3千万元となった。うち自動車部品は17.3％増の247億2千万元、船舶は2.1倍の45億6千万元で、合わせて輸出の伸びを0.7ポイント押し上げた。労働集約型製品は11.6％増の2664億5千万元で、引き続き全国トップを維持した。
輸入品目別では、エネルギー製品の輸入量が6.7％増の2108億3千トン、金属鉱砂が46.0％増の4846万4千トンで、合わせて輸入総額の33.2％を占めた。機械電気製品は2.1％増の407億8千万元、消費財は6.2％増の339億5千万元となった。
