打率低迷…「キツかったですね」吉田正尚の不振の原因は花粉症だった!

「花粉」に悩まされていた吉田正尚(ロイター=USA TODAY Sports)

【ペンシルベニア州ピッツバーグ19日(日本時間20日)発】打撃不振は花粉症のせいだった!? 2試合連続で欠場していたレッドソックス・吉田正尚外野手(30)が、敵地のパイレーツ戦に「6番・DH」で3試合ぶりに先発出場し3打数1安打だった。

10打席連続無安打に倒れるなど打率2割1分5厘に低迷していた吉田。左太もも裏などの状態が万全ではなかったものの実は米国東部の「花粉」にも悩まされていた。メジャー1年目の昨季から目のかゆみや鼻の不調を訴えていたが、当初は原因不明。本人も「アメリカでは花粉症の心配がないと(知人から)聞いていた」と話していたが、実際には日本にはない種類の花粉症やアレルギー反応を示す症状がある。

チームのメディカルスタッフから点眼薬などをもらい、試合後に浴びるシャワーでは日本から持参した洗顔薬を使い、目の洗浄も欠かさない。本拠地があるボストンでは球春到来とともに花粉のシーズンも本格化する。吉田は「キツかったですね」と漏らすが、万全の花粉対策で打棒も復活するか。

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