【学習塾のチラシ勧誘】に激怒!「アメどうぞ」気軽に配られた飴玉で → 小学生に『まさかの悲劇』が!

学校帰りの通学路で塾などのチラシを子どもに直接配る勧誘方法は今もよくありますよね。私の姪っ子も、アメ付きのチラシをもらったことがあるそうです。乳製品アレルギーの姪っ子は、そのアメが原因で大変なことに……!? 何があったのか詳しく話を聞きました。

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学校帰りの塾の勧誘

子どもが学校帰りの通学路で、塾など習い事のチラシをもらって帰ってくることはよくあります。
子どものいる家庭に電話したり、チラシをポスティングしたりするよりも、直接子どもに手渡せる確実な方法として使われている、昔ながらの勧誘方法です。

子どもの気を引くために、チラシと一緒にポケットティッシュや、鉛筆や消しゴムなどの文房具、チョコレートやアメなどが一緒に付いていることもありますよね。子どもが嬉しそうに持って帰って来たことも数知れず。

乳製品アレルギーのある姪っ子

これは私の姪っ子が実際に経験した話です。
姪っ子には乳製品のアレルギーがあり、少量でも反応が出るため小さい時から乳成分は完全に除去した食生活を送っていました。

ある日、学校の校門を出てすぐのところで、とある学習塾のスタッフが塾の勧誘のチラシを下校途中の子どもを対象に配っていました。

チラシと一緒に子どもが好きそうなアメも一緒に渡しており、「やったー!」と喜んでもらって口にする友達を見て、姪っ子はそのチラシを配っていたスタッフに、「このアメには乳成分が入っていますか?」と聞いたようです。

スタッフは「そんなの入ってないと思うよ」と特に気にせず気軽に答えてしまったのです。

アメを口にした姪っ子は……

安心して友達と同じようにそのアメを口にした姪っ子。
途端に反応が出て、蕁麻疹と咳が止まらず呼吸困難に陥りました。

たまたま近くに大人の人がいて、すぐに学校に連絡して救急車を呼んでくれたため、大事に至りませんでしたが、子どもだけの状況だったらと思うと恐ろしいですね。

普段から姪っ子には、人からもらったものを気軽に食べてはいけないことや、アレルギー表示を確かめることも口うるさく言っていましたが、まだ小学1年生。友達と同じように食べたい気持ちもわかります。

だからこそ成分をしっかり確かめたのでしょう。
若い塾スタッフはそのことを大したことにとらえず、よく確かめもしないで適当に返事をしたのだと思います。

姪っ子にはこの事件後、さらにアレルギーの対応については厳しく伝えました。

アレルギーを甘く見てはいけない

この出来事以来、学校付近でのチラシの配布や子どもへの直接のチラシ配布は禁止され、配っていた塾のスタッフにもこの出来事は伝えられ、学校からの厳しい制裁で出禁になったそうです。

勧誘をしたいという気持ちもわかりますが、重度のアレルギーを持っている子どもも多いので、気軽に食べ物を渡す行為は少し考えてほしいですよね。

※食物アレルギーは命に関わる可能性もある重大な生理現象です。重大な認識で接してください。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M

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