F1中国GPの謎のコース不審火 原因を海外メディア指摘「上海は乾燥して風が…」「極めて珍しい」

F1中国GPが行われている上海国際サーキット【写真:ロイター】

1日で2度も芝生が炎上

自動車レースのF1中国GPは19日、上海国際サーキットで開幕した。フリー走行1回目とスプリント予選が行われたが、コース内側の芝生が、異なる場所で2度も炎上し、話題を集めている。英メディアは「上海は乾燥して風が強く……」と原因を指摘している。

不審火が続いた。フリー走行1回目では、ターン7の内側の芝生が炎上。赤旗中断となり、一部のみが真っ黒に焦げ、白煙を上げていた。さらに、スプリント予選でも、今度はターン5の内側の芝生が、同じように燃え上がった。スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」が実際の動画を公開。日本のファンからは「えと…何があったん?」と困惑の声が上がっていた。

英衛星放送「スカイスポーツ」は「小さな芝生の火災が走行を妨げた後、ランス・ストロールが最速タイムを記録」と見出しを打った記事で原因を指摘。「極めて珍しい」と前置きしつつ、マシン下部に設置されたチタン製のスキッドブロックが路面に接触する際に生じた火花が、「上海は乾燥して風の強い状況」だったために芝生に引火した可能性があると説明していた。

THE ANSWER編集部

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