【U―23】決勝T進出決めた日本 首位通過かかる1次リーグ最終日韓戦はPK戦突入の可能性

U―23韓国代表の黄善洪監督(ロイター)

U―23日本代表は、22日のパリ五輪アジア最終予選を兼ねるU―23アジアカップ(カタール)1次リーグ最終戦でB組1位突破かけて韓国と対戦する中、PK戦決着の可能性が出てきた。

大岩ジャパンは、19日の第2戦アラブ首長国連邦(UAE)戦で2―0と快勝し、2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。ライバル韓国も同じく2連勝で1次リーグ突破を決めた。

現時点では、勝ち点、総得点、得失点差がすべて同じで、フェアプレーポイントの差だけで日本はB組2位となっている。そんな中、日韓戦がドローとなった場合、「当該チームが同会場にいる場合はPK戦」とのレギュレーションが適用。フェアプレーポイントよりPK戦が優先される。

B組は1位なら決勝トーナメント1回戦でA組1位、2位なら同2位と8強で対戦。A組は開催国・カタールが1位の可能性が高くなっており、できれば避けたいところ。ただ、1位突破でもオーストラリア戦もあり得るが、今大会は同組のインドネシアに敗れるなど本来の力を発揮しきれていない。

また、インドネシアは韓国人の申台龍監督が指揮しており、日本との対戦ではあなどれない存在となりそうだ。

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