倒木、新幹線にも影響…強風でニューシャトル線路に倒木 一時、全線で運転見合わせ 4路線で振り替え輸送

埼玉新都市交通(ニューシャトル)

 埼玉新都市交通(ニューシャトル)は19日午前11時10分ごろ、強風の影響により埼玉県伊奈町の羽貫―内宿間で倒木が発生し、運転を見合わせて撤去作業を行った。また、線路が並走する上越・北陸新幹線も午後4時20分ごろ、撤去作業に合わせ大宮―熊谷間で一時運転を見合わせた。

 埼玉新都市交通によると、内宿駅に向かう途中で運転士が前方の倒木を発見し、羽貫駅に戻った。JRやバスなど4路線で振り替え輸送を行った。ニューシャトルは全線で運転を見合わせたが、午前11時半までに安全が確認された一部区間で再開し、丸山―内宿間のみ引き続き運転を見合わせた。遅れによる影響は調査中という。

 JR東日本によると、上越・北陸新幹線は午後4時36分に運転を再開。計2本の列車に最大23分の遅れが出て、乗客1350人に影響した。

 県災害対策課によると、県内では強風による被害は報告されなかった。

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