愛媛県宇和島市の吉田三間商工会が、地域特産の米やかんきつを使ったバウムクーヘンを商品化した。長らく活躍の場がなかった商工会のキャラクター「吉田君」をモチーフにして見た目にもこだわり、新たな名物にしたいと意気込んでいる。
土山直美副会長(52)によると、管内で生産が盛んなかんきつのジュースなどに加えて、新たに目玉となる土産物を作りたいと計画。昨夏から土山副会長とつながりのある、兵庫県南あわじ市の菓子会社で試作を重ねてきた。
1個500円。28日にJR予土線の伊予宮野下駅前で開かれるマルシェを皮切りに、夏祭りなどのイベントで販売する。今後、たまこちゃんのバウムクーヘンの商品化も計画しており、店舗での取り扱いを目指す。