2024年4月6～7日（現地時間）、アウトモビリ・ランボルギーニは2日間にわたり、同ブランドファンのための歴史的なイベント「Lamborghini Arena（ランボルギーニ アリーナ）」をイモラサーキットで開催した。会場には6000人を超えるファンと380台以上のランボルギーニ車が集結、イベントは大成功となった。
ランボルギーニの情熱を満喫する2日間
Lamborghini Arenaは、ランボルギーニブランドの情熱と成功をたたえ、過去・現在・未来を祝うイベントとして、2024年4月6～7日にイモラサーキットを舞台に開催された。
このイベントには6000人を超えるファンと380台以上のランボルギーニ車が集結。来場者はランボルギーニの歴史的なモデルと革新的な最新技術に触れることができ、同ブランドの世界観を直に感じられるイベントとなった。
各会場にはランボルギーニとパートナー企業があらゆる年齢層やニーズに向けた数多くのアクティビティが用意された。
常に最先端のデザインを生み出してきたLamborghini Centro Stile※（ランボルギーニ スタイル センター）専用エリアでは、来場者は最新モデルの元となったオリジナルのスケッチを鑑賞。さらに白紙の状態から作り上げたランボルギーニの象徴的なラインと鋭角的なデザインを満喫した。
また、アウトモビリランボルギーニミュージアムのホスピタリティエリアには、2023年に世界中のアーティストに作成を依頼したアート作品を展示。ランボルギーニの60周年をお祝いした。
※Lamborghini Centro Stile：常に新しく想像を超えるようなデザインソリューションを作ることをミッションとして、世界中からやってきた自動車デザインの有能なスタッフが、フォルムと機能性の完璧なバランスを作り上げるデザイン部門。
キッズエリアでは、レゴ･イタリアとのコラボによるレゴブロックでのランボルギーニモデルの展示や、ドゥカティとのコラボによるキッズトラックでは、子供たちは「サーキットを走る」体験をすることができた。
また大人向けには、ドゥカティ デザートXとムルティストラーダ（2輪車）の試乗会などを、イモラ市街地で実施した。
次世代スーパーカー「レヴエルト」のスペシャルモデルを初披露
サーキットでの初日を終えた4月6日の夜には、ボローニャ・フィエレ展示センターでパーティ・ナイトを開催された。ここでの注目は「Revuelto Ad Personam（レヴエルト アド ペルソナム）」。ランボルギーニのパーソナライゼーションプログラム二より製作されたスペシャルモデルだ。
レヴエルトは2023年に発表されたV12プラグインハイブリッドを搭載したランボルギーニの次世代スーパースポーツカーだ。6.5L 自然吸気V12ミッドシップエンジンと3つのモーター、8速DCTを組み合わせ、最高出力は1015psを発生。0-100km/h加速は2.5秒で、最高速は350km/h以上という驚異のスペックを誇る。
Revuelto Ad Personamはグレーのボディカラーをベースに、アンダーライン、ルーフライン、ミラーキャップ、リアディフューザーにグリーンのラインの差し色を入れているが特徴。また、ブレーキキャリパーはライトグリーンとして、その組み合わせが印象的だ。
ボンネットには2本のブラックストライプが入っており、V12スーパースポーツカーのパフォーマンスを主張している。
今回のイベントでは、シミュレーション装置の開発における世界的リーダーであるMoza（モザ）とコラボしたEスポーツに特化したブースが出展された。
来場者は、5台の専門シミュレーターを使いイモラのコースで、ウラカン スーパートロフェオ エボ2をバーチャルで運転し、感動と興奮を体験した。
ランボルギーニはこの分野をモータースポーツにとっての新しいフロンティアと位置づけており、さらに探求を続けていくという。
アウトモビリ・ランボルギーニのCEOであるステファン・ヴィンケルマンは次のようにコメントしている。
「Lamborghini Arenaは、ランボルギーニに対するみなさんの愛情と情熱の祭典です。昨年の60周年記念に続き、全モデルのハイブリッド化と重なる年という、当社にとって非常に特別な時期にこのようなユニークなイベントを開催できたことを大変誇りに思います。
ランボルギーニにとって大切な瞬間をファンの皆さんと共に祝いたいと考えています。このイベントの目的は、お客様やファンの皆様、そして従業員の誰もが参加でき、ランボルギーニの全コミュニティーを一堂に集めるイベントにすることです。この2日間はランボルギーニの世界観を存分にお楽しみいただけるよう注力しました。」
