3差5位の勝みなみ 痛恨ミスから逆転思考で復調「もうシャンク出ろと」

首位に3差5位の勝みなみ(ロイター=USA TODAY Sports)

米女子ゴルフツアーメジャー初戦「シェブロン選手権」2日目(19日=日本時間20日、テキサス州のカールトンウッズ・クラブ=パー72)、2位スタートの勝みなみ(25=明治安田)は4バーディー、3ボギーの71で回り、首位と3打差となる通算5アンダーの5位で決勝ラウンドに進んだ。

前半は1番で超ロングパットを沈めるなど、2つのバーディーで伸ばした。すると、11番パー4の2目打は、ボールが右に大きく飛び出すシャンクが出てしまう。痛恨ミスからショットが荒れてくると、11、12番で連続ボギー。14番もボギーとして通算3アンダーまでスコアを落とした。

しかし逆転の思考法で16、18番のバーディーにつなげた。勝は「シャンクが出て3~4ホール引きずって、うまく切り替えることができなかった」としたが「もうシャンク出ろと、思い切り振ることを意識して、16番から良くなった」と流れを取り戻したきっかけを明かした。

首位と3打差で迎える決勝ラウンドは、海外メジャー初制覇のチャンス。勝は「メジャーで上位で戦えるのはありがたい。感謝の気持ちを忘れずに楽しく回りたい」と力を込めた。

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