大阪で中日文化交流の歴史たどる「唐詩の道アート展」開催

大阪で中日文化交流の歴史たどる「唐詩の道アート展」開催

13日、「青山行不尽:山海渡遠」唐詩の道アート展で行われたテープカット。(大阪=新華社配信)

 【新華社大阪4月20日】中国と日本の長い文化交流の歴史をたどる「青山行不尽:山海渡遠」唐詩の道アート展が、大阪の大阪文化館・天保山で13日から開かれている。水路をイメージした会場で、両国の芸術家による作品70点余りを紹介する。

 唐の時代、李白(り・はく)や杜甫(と・ほ)をはじめとする多くの詩人が浙江省東部を訪れた。詩人らがたどった足跡は「浙東唐詩之路」と呼ばれる。浙江東部の沿岸には、唐代の高僧、鑑真(がんじん)の日本への渡航や最澄(さいちょう)の求法(ぐほう)、遣唐使の入唐など、日本との交流の痕跡も数多く残されている。

大阪で中日文化交流の歴史たどる「唐詩の道アート展」開催

13日、中国美術学院の王冬齢教授が制作した書道作品「寒山子詩乱書」。(大阪=新華社配信)

 会場では来場者が水路を舟で進むような感覚で、書道や中国絵画、漆絵、彫刻、写真、インスタレーション・アートなどの作品を楽しめる。主催者の一つである同省杭州市の国立芸術大学、中国美術学院の王冬齢(おう・とうれい)教授がアート展のために特別に制作した書道作品「寒山子詩乱書」や、同学院の林海鍾(りん・かいしょう)教授率いる20人余りのチームが天姥山から天台山までの風景を描いた長さ10メートルの絵巻物「唐詩之路図」が目玉となっている。

 アート展は同学院と中国在大阪総領事館、中国建築科学研究院の主催で、27日まで開かれる。(記者/馮源)

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13日、中国美術学院の林海鍾教授率いる20人余りのチームが制作した長さ10メートルの絵巻物「唐詩之路図」。(大阪=新華社配信)

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13日、「青山行不尽:山海渡遠」唐詩の道アート展の会場。(大阪=新華社配信)

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13日、「青山行不尽:山海渡遠」唐詩の道アート展の会場。(大阪=新華社配信)

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13日、「青山行不尽:山海渡遠」唐詩の道アート展の会場。(大阪=新華社配信)

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13日、「青山行不尽:山海渡遠」唐詩の道アート展の会場。(大阪=新華社配信)

大阪で中日文化交流の歴史たどる「唐詩の道アート展」開催

13日、「青山行不尽:山海渡遠」唐詩の道アート展の会場。(大阪=新華社配信)

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13日、「青山行不尽:山海渡遠」唐詩の道アート展の会場。(大阪=新華社配信)

大阪で中日文化交流の歴史たどる「唐詩の道アート展」開催

13日、「青山行不尽:山海渡遠」唐詩の道アート展の会場。(大阪=新華社配信)

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